高校生が感じた「いのちのおもみ」

学生さん

8月4-6日に開催された「高校生1日看護体験深めるコース」に、今回も県下の19高校から91名の応募をいただきました。

残念ながら14名お断りをしなければならないことになりましたが、3月5月の看護体験の時にお断りをした学生さんにも来ていただくことができました。

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深めるコースは3月5月より体験時間が2時間15分と長い分、患者様とゆっくり触れ合えて、学生さんたちは様々なことを感じてくれたようです。

感想文には、

「笑顔で楽しそうに仕事をしている看護師さんを見て、やりがいのある仕事なんだろうなと感じました」

「患者さんに細やかな気遣いがされていてすごいなと思いました」

「受験が不安ですが、この看護体験のことを思い出して受験を乗り越えていきたいです」

等が書かれていてうれしい思いになりました。

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その中で緩和ケア病棟で体験した学生さんの感想文を紹介します。

「ひとりの患者さんがふと『明日も生きられるかわからない』と言われた時に、どう反応したらよいのかわかりませんでした。今自分が生きていることがどれだけ大事なことなのか、健康でいられることがどれだけ大切なのか、日々当たり前に過ごしていることが本当にかけがえのないものなんだと改めて実感できることができました。何があっても命は大切にしなければならないと思いました。
今回の体験を通して、看護師の仕事の深みやいのちの重みなどを知ることができて本当によかったです。看護師という、自分が決めた夢に向かって頑張りたいと思いました。」

「いのちのおもみ」を知らない人たちの言動が毎日のようにマスコミで報道され、胸を痛めている今日。純粋な学生さんのおもいに、とても心があったかくなりました。

DSCF6232もっともっと「いのちのおもみ」を伝えて行かなければと思いました。

戦後70年のふしめに、いのちの尊さを教えていただいた患者様と、お世話はしていただいたナースたちに心から感謝いたします。

コメント

  1. 間嶋 啓 より:

    孫娘がお世話になりました。ありがとうございました。二人の孫娘ともナースになってくれたらいいのですが。

    • yoshihara より:

      ありがとうございます。
      ボランティアサークルコスモスにも登録していただいたようです。

      ナースを目指していただけるよう、これからも看護の魅力を発信していきたいと思います。

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