7月1日でホスピス緩和ケア病棟は開設3周年を迎えました。
先日、実行委員さんを中心に手作りの祝賀会が開かれました。
お祝いメッセージの後、緩和ケアのふたりの医師から「あなたがいたからここまでこれた。これからもよろしく」というとてもステキなメッセージ入りのケーキが差し入れされました。
3年間を振り返るフォトムービー上映では、笑いあり、涙ありで、事務次長と医師事務支援課の課長が号泣されたのが印象的でした。
緩和ケア病棟立ち上げにずっと関わってこられた総看護師長さんが異動することになり、昔の写真や隠し撮りした写真とともに、メッセージが読み上げられ、アルバムと花束が贈られました。
ホスピス緩和ケア病棟は、準備スタッフだけでなく地域の皆様や組合員さんなどみんなの力で完成しました。
そしてスタッフみんなで職場目標を考え、実践し、検証し、地域の方や連携病院の信頼を得てきました。
この3年間、学習や毎日のカンファレンスを積み重ね、本当に緩和ケアのプロ集団として成長したと感心します。
今後も「そのひとらしく生きられるために」という緩和ケア病棟のスローガンをもっともっと実践できるようサポートしていきたいと思います。
コメント
yoshihara様
ホスピス緩和ケア病棟への皆様の思い。
高松平和病院には、心ある医療者の方がたくさんいらっしゃるんだなーと思いました。
昨年に続き緩和ケア講座を受講する中で、緩和ケアを学ぶということは自分の生き方と向き合うこと…と感じています。
ハートのライトが患者さんとご家族を優しく包んでくれますね。
3周年おめでとうございます(^^)
向日葵さま
ありがとうございます。
ハートのライトに気づいていただいてうれしいです。
緩和ケアは、その人の全人的な「痛み」と向き合うことから始まります。
そのプロセスでは、私たちには想像もできないような様々なことが起こっているのだと思います。
コミュニケーションを深める場面では、自分の価値観や考え方のくせと向き合う場面もあるでしょう。
そんなことを乗り越えて看ることのできる患者様や見守るご家族の笑顔は、スタッフにとって感慨一入です。
だからこそ、スタッフの笑顔は輝いているのだと思います。