当院の基本理念には、「平和と医療・福祉を守ります」ということが宣言されています。
「いつでもどこでもだれでも」安心して医療が受けられるように、1949年の創立以来昔も今現在も努力しており、その土台が上記の理念につながるわけです。
私たち医療者が、平和な社会の実現のためにアクションを起こす意味を学んでもらおうと、第1回香川民医連平和学校が開催されました。
第1講座は民医連綱領と憲法の学習です。
岡山労働者学習協会の長久啓太氏を講師にお迎えし、「医療人と日本国憲法 誰の立場に立つのか」という講義をしていただきました。
これまで学校で学んできたはずの憲法ですが、憲法誕生のその歴史と一つずつの条項の意味の奥深さに感動させられました。
特に憲法が定める人間観は13条「個人の尊重」が核心で、「一人ひとりが無条件にかけがえのない存在であり、その人の人生もいのちも1回である」というメッセージが心にズシンと響きました。
「平和」は目的でなく土台。
人が人らしく生きていくための大前提。
憲法を変えてはいけないという思いを胸に刻みました。
平和学校はこれから第6講座まで受けた後、卒業制作を発表する予定です。
コメント
いいですね。全日本では「いつでも元気」を職員の50%が購読するようにと呼びかけていますね。宮崎県は全員が読んでいるとか。香川でも拡大しましょう。被災地支援にもなりますしね。私もこれまで5部増やしました。
間嶋様
コメントありがとうございます。
「いつでも元気」を5部も増やされたんですね。
すごい!
私も職員に声をかけていこうと思います。