JSPEN2019に参加してきました

先日東京であったJSPEN2019に参加した病棟の若手NSTメンバーから報告が届いたので報告します。

「  2/14(木)~2/15(金)の二日間で第34回日本静脈経腸栄養学会学術集会が東京の品川で開催されました。
このような規模(1万1千人参加)の全国学会に参加するのは初めてで、特別講演、シンポジウム、パネルディスカッション、ポスター展示、企業展示などがありました。

バレンタインセミナーでは、札幌西円山病院の歯科医師 藤本先生による「口腔のサルコペニアと摂食・嚥下障害 –飲まない、ムセない、残るをどう診るか-」という講演がありました。
そこでは、咀嚼はできるが嚥下がうまく出来ない例に対して、施設職員は認知症のせいにしていたが、正しい口腔内の評価を行い適切な治療を行う事で、介入が成功した事を話されていました。
今後、認知症高齢者の摂食障害のアセスメントや、対応について更に学習していく必要があると再認識させられました。

 

企業展示では、栄養補助食品の試食、プロバイオティクス、プレバイオティクスを組み合わせたシンバイオティクス、PICCを携帯型エコーで簡単に挿入できる商品や、とろみ自動調整機能付き自動販売機など、今まで知り得なかった知識を得る事が出来ました。

学会の後、嚥下の問題で希望の食事がとれず昔からお肉が好きだったが甘い物は苦手という患者様に対して、栄養補助食品のサンプルでハンバーグ、カレー、すき焼きなどの高カロリーゼリーを持って帰り試食してもらいました。
すると、「美味しい!」と喜んで食べてもらえました。
好き嫌いが激しくなかなか食事が進まない患者が積極的に食事をしようとする行動もあり、バリエーションが増えると意欲向上にもつながるのではないかと思いました。
また、「あいーとうどん」という舌でつぶせるうどんを試食しましたが、コシはやはりないものの風味や食感は美味しかったので、香川県民としては嬉しいお知らせでした。NSTメンバーとして、今回学んだ知識を活かして今後も取り組んでいきたいです。」

JSPENでは今年も事例と高齢者の栄養管理についての2演題が口演とポスターで発表されました。

このような全国学会での発表は、日頃の取り組みの振り返りもできるとともに、最新の知見得たりや他院での取り組みに刺激を受けることができます。

今後も毎年参加を目指していきたいと思います。

2019年12月
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