気が付けばもう2月も終わり。早いですね。
この間にあった企画を順次ご紹介したいと思います。
1月26日にPOTTin香川がありました。
POTT(ぽっと)プログラムとは、“ポジショニングで(PO)、食べるよろこびを(T)伝える(T)プログラム”の略称で、食事時のポジショニング技術と教育方法のことです。
当院の摂食嚥下障害看護認定看護師が香川県のリーダーを担っており、研修会を実現することができました。
当日は他県の認定看護師さん3名がファシリテーターとして指導して下さいました。
ポジショニングの基礎知識の講義の後、グループに分かれて患者役援助者役をそれぞれが体験し、ベッド上と車いす座位のポジショニングを学びました。
患者役になってみると、圧抜きやタオル1枚の補助がどれだけ楽になるか実感できました。
体験型の研修だったので、わいわいと楽しくかつ簡単にできる内容で、あっという間の3時間でした。
参加者は翌週からさっそく車いす座位が長時間保てない患者様に試してみて、座位時間が延長し結果食事摂取量が増えたと報告してくれました。
もっともっと学びを患者様に還元し、参加者からの発信で浸透させていきたいと思います。