2年目看護師による救急処置研修

キャリアアップ

毎年新卒看護師が夜勤研修に入る前に、2年目看護師が新卒看護師へ救急対応について講義を行うことが恒例行事となっています。

救急委員会主催の全職員対象に行われるBLS、ACLSとは違い、病棟で入院患者様が急変した時のシミュレーションを行います・

2年目看護師が資料の説明の上、2次救命処置の流れを見てもらい、その後実際に2分間胸骨圧迫や呼吸管理の体験と救急カートの中身をみてもらいました。

2年目看護師は新卒さんに教えるにあたって、何度もICLSインストラクターの資格を持つ主任に教えてもらいながら予行演習を重ねました。

以下、講師をした2年目看護師さんの感想です。

「練習中は“ああでもない、こうでもない”と皆の意見を交えながら作り上げていき、最後にはスムーズに動き、視野を広げて「いま何ができるか」を考えて行動できるようになりました。
客観的な立場で急変時の流れや各役割の動き方を再確認でき、教える側である私達にとっても学び多い機会でした。

また、練習を行ううえでより感じたのはチーム連携の大切さです。
誰かがしてくれるだろうという意識ではなく、誰が何をしているかを積極的に声を出して、自分の動きを周囲に発信することが必要不可欠であると感じました。
1人ではなくみんなで足りない部分を補い合い、助けあうことが求められる瞬間なのではないかと思いました。
今回得た学びを自信に繋げ、日々の業務でも活かしていきたいと思います」

新卒さんは、「リアルな設定でとてもわかりやすかった。」「体力が必要だと感じた」「理想どおりにはできないと思うが、自分のできることから積極的に関わりたい」「イメトレしておきたい」

「来年は自分たちが指導する立場に立たなければならないので、頑張りたい」と感想を述べていました。

コメント

  1. 間嶋 啓 より:

    素晴らしいですね。さらに、民医連の病院の看護師にふさわしい看護師になって下さい。いつでも元気11月号に外国人の大学院生が見た民医連の病院について話していますぜひ読んでほしいです❗

    • yoshihara より:

      ありがとうございます。
      「いつでも元気」読みました。
      元気をもらえる投稿でしたね。

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