第5回緩和ケア夏祭りが開催されました。
例年駐車場で行っていましたが、今年は雲行きが怪しかったのではじめて緩和ケア病棟のラウンジで開催しました。
花火はできませんでしたが、焼きそば、流しそうめん、から揚げ、フライドポテト、かき氷、ヨーヨー釣り、輪投げ、射的とたくさんのお店を開店し、患者様とご家族に楽しんでいただくことができました。
「氷が好きなんや」とかき氷のお店の前で、車椅子に座ったままずっと「シャリシャリ」と氷ができるのを楽しんでみていた患者様。
流しそうめんが流れるたびに、拍手をして喜んでいただいた患者様。
看護師に誘われて参加を渋っておられた患者様がベッドごと出てこられ、から揚げ、ポテト、焼きそば、そうめんを次々に「おいしいな」と言いながら完食していただくことができ、ちょっぴりお酒も入って、看護師との記念撮影にはOKサインもいただきました。
普段は食欲のない患者様も「おいしい」「おかわり」と素敵な笑顔を見ることができました。
「おいしいからゆうて、食べ過ぎとちがうん?」と心配されるご家族も、「こんなにおいしそうに食べる顔を見るのは久しぶりです」とうれしそうにしておられました。
わなげや射的をお孫さんがしておられるのを、目を細めて眺めおられる患者様も。
看護学生さん5名と医学生さん1名のボランティアのご協力をいただき、本当に助かりました。
色々な材料を寄付していただいた各職場のみなさんもありがとうございました。
今年もたくさんの笑顔に出会えて、5病棟スタッフとともに豊かな気持ちにさせていただくことができました。