褥瘡のある患者様が退院され、往診に行ってきました。
医師、外来看護師、在宅褥瘡管理者である看護師、栄養士、受け持ちだった新卒看護師5名で訪問させていただくと、患者様は入院中に見ることができなかったとても良い表情で元気にされておられました。
退院前には、ご家族やケアマネジャーさんも含めたカンファレンスで在宅での介護サービスを確認し、ご家族に褥瘡処置を含む介護の仕方を覚えていただきました。
在宅ではご家族がきちんと介護をされ、様々な工夫もされていて頭の下がる思いでした。
褥瘡の観察はもちろんのこと、使用されている体圧分散マットの状況や移乗の様子、1日の過ごされ方、ポジショニングなどお話の中でご指導させていただきました。
栄養士からは、栄養補助食品や水分摂取、便秘予防のための食生活についてお話をしました。
これから1月ごとにご家族とご相談しながら各職種がそれぞれ褥瘡を管理し、3か月目に再度在宅でカンファレンスを開く予定です。
初回往診時の写真を2回目の往診でお渡しすると、とても喜んでいただくことができました。
患者様がいつまでも住み慣れた家でご家族と仲良く暮らしていけるように、支援していきたいと思います。