先日の院内報に、検査技師さんが書いた下記のような記事が掲載されていました。
「10月のある日、片側3車線の道を帰宅中に突然声をかけられました。その日はまだ熱さの残る日で、車の窓を開けた状態で信号待ちをしていた時でした。
声の主は隣に止まった車のおじさんでした。「それ、おもしろいの?」私は、長い信号待ちの暇つぶしに、スマホをいじっていたのです。
まさか車に乗っているときに声をかけられると思っていなかったので、とっさに声も出ず「ええ、すみません」としか言えませんでした。 おじさんはにこにことしていて、怒った様子もありません。
たとえ停車していてもスマホを見ているのは危険だ、と考え注意したかったのでしょう。私は罪悪感からスマホを片付けました。
誰にでも譲れない正義があると思います。その正義を貫くために頭ごなしに叱られたのでは、反発心しか芽生えなかったと思います。そうなると、悪循環しか生まれません。
この日、おじさんに上手に諭された様な気がして、気持ちがほんのり温かくなるのを感じました。」
この記事を読んで私の気持ちも温かくなりました。
「上手に諭された」ことを感じられる検査技師さんの感受性が豊かであることに感心しました。
受け止め方によっては真逆の結果となり得たであろう今回のエピソードも、FISH!の「態度を選ぶ」の実践です。
写真は、各病棟のクリスマスの飾り付けの数々。
患者様の気持ちも温かくなりますように。
コメント
Dear yoshiharaさま
素敵な記事とお写真ですねー
愛媛への日帰り出張でクタクタになった心と体を癒していただきました(T_T)
ありがとうございます。
クリスマスシーズンですね。
いくつになってもワクワクします(^-^)/
向日葵様
おはようございます。
心あたたまる出来事って、本当に癒されますね。
今日も寒いですが、お風邪などひかれませんように。