基本は多職種参加のカンファレンス

病院のできごと

当院では、1990年代から多職種参加のカンファレンスを大切にしています。

医師、看護師(退院支援看護師)はもちろんのこと、リハセラピストも入って週1-2回の日常的なカンファレンスを行っています。

必要時は、薬剤師、栄養士、MSW、事務も入ります。

もちろんケア担当者会議では、地域のケアマネさんや訪問看護師、往診担当看護師、ヘルパーさんや施設の担当者さん、ご家族にも入ってもらいます。

ターミナル期など患者様にも方針決定に関わっていただきたい場合は、患者様にも入ってもらいます。

職種間の垣根が低く、医師も多職種の意見をよく聞いて下さるのでチーム医療が成り立つのだと思います。

CIMG0739CIMG3415

写真は整形カンファレンスと、緩和ケア病棟の四分割法を用いた倫理カンファレンスの様子です。

緩和ケア病棟では、毎日行っているSTAS(入院から退院までの客観的評価)カンファ、スピリチュアルカンファ以外にも、入院時カンファ、デスカンファ、LCP看取りカンファ(個人にあったパスの内容の検討)、倫理カンファなど、必ず毎日カンファレンスが行われています。

患者様に関わる人みんなでカンファレンスをして方針決定し、患者様を中心にみんなが同じ方向を向いて援助できることが、当院の何よりも自慢できる宝です。

タイトルとURLをコピーしました