卒後３年目のナースは、現在地域研修に取り組んでいます。
診療所ではデイケアの見学や往診に同行したり、独居の高齢者の方や老々介護をしている方の在宅訪問をして介護サービスの内容や生活で困っていることなどを直接お聞きする機会を与えていただいています。
また医療生協の地域班会で講師をしたり、組合員さんと健康チェックをした後相談されることにアドバイスをしたりします。
写真は介護保険の学習講師をした時のものと、組合員さんがおしっこ塩分チェックをしている様子です。
病院の中では見えてこない、医療生協の保健予防活動についてふれる大切な機会です。
訪問看護研修では、求められるアセスメント能力、在宅介護の工夫やご家族の体調への気配り等の応用力など、病院とは違う看護内容を学ぶことができます。
診療所のスタッフや訪問看護師が地域とより密着に関わっていることや、地域にとってのその存在の重要性、慣れ親しんだ環境で療養することの意義など多くのことを学ぶことができています。
こういった研修をさせていただけるのも、当法人の福祉ネットワークの構築が進んでいるおかげだと思います。
今後３年目ナースは、自ら退院支援を行った事例研究に取り組みます。
地域研修で学んだことがどう生かされるか、発表が楽しみです。
