先週、福島の2家族7名をお招きして「福島親子リフレッシュ交流会」が行われました。
これは、少しでも放射線を気にしないでよい環境でリフレッシュしてもらおうと、善通寺診療所のスタッフと組合員さんが実行委員会形式でカンパを募り、実現したものです。
到着された日は歓迎会があり、スタッフや組合員さんと交流し、理事長よりうどんバッチがプレゼントされたり、看護師さんによる讃岐弁講座が行われました。
夜は、被災者は無料で宿泊できる総本山善通寺の宿坊にご案内しました。
観光では、金毘羅参拝や栗林公園、瀬戸大橋記念公園や美術館見学を行い、地域の夏祭りに参加され、うどんツアーや骨つき鳥も堪能されたようです。
スタッフは、交替で送迎や観光案内を行いました。
参加された方より「育ちざかりの子供たちは線量の高い中で野球をしている。4日間放射能を心配しなくてよいことがうれしい」という発言があったそうです。
福島に住んでいる人しかわからない、目に見えない恐怖への不安だと思います。
短い期間でしたがとてもリラックスされたようで、「この企画をして本当によかった」と善通寺診療所スタッフ一同の感想が届きました。
11月には、当院のDrも福島のわたり生協病院に医師支援に行かれる予定です。
これからも被災地のために、できる支援をしていきます。
コメント
福島からお手紙が届いたという知らせがあったので、ご紹介します。
「昨年は1日でも長く(安全な場所で過ごさせてやりたい)という思いで、子どもを京都に2週間行かせましたが、結果とても切なく寂しい思いをしました。今年は子どもと一緒に楽しい楽しい香川旅行ができ、体も心もリフレッシュ!地域のたくさんの方々の優しさ、温かさにふれながら、おいしい食事、観光、お祭り、あ~本当に楽しかったなぁ。空気も水も何も気にせず、外でいっぱい遊んできました。香川の皆様、楽しい時間をありがとうございました。」