新卒看護師さんは、ただ今集合技術研修中です。
4月27日まで、各病棟のプリセプターさんが研修室で当院の基準や学習資料で講義を行い、実技指導してくれます。
昨日は、当法人の模擬患者の会の組合員さんを対象に、入院時の問診の練習を行いました。
模擬患者さんは、役者さながらに患者役を演じていただき、
観察者からは、良かったこと改善したらよい点などたくさんの意見感想が出されました。
振り返りの時には、「こちらの聞きたいことを中心に話を進めるのでなく、患者様の不安を受けとめながら、会話をすることの大切さがわかった」「聞かれたことに返答できる知識も必要」等の感想が聞かれました。
最後に模擬患者さんに「一番身近にいる看護師さんのやさしさや笑顔が患者にとっては救いになる。初々しさを忘れないで頑張って下さい」というお言葉をいただきました。
組合員さんに直接エールをいただけるこの模擬面接はとても貴重な研修の場面です。
今月末から職場配属されても、初心を忘れずに患者様と向き合ってほしいです。
コメント
香川医療生活協同組合で模擬患者の会を始めて4年になります。6人の模擬患者さんと一緒に、接遇研修会や新卒研修会を行っています。「やさしくわかりやすく質問をしてもらったのでよかった」とか、「もっと話を聞いて欲しかった」など、利用者の立場で感じたことを教えていただけるので、新しい気づきがたくさん生まれます。小さい病院ですが,組合員さんの厳しくも温かい声援を受けて成長できるのは医療生協の病院ならではです。