「桜をみせてあげたい」という看護師の思いから実現したものです。
離床のために、リハビリのスタッフと一緒に毎日車いすに乗る時間を増やしていきました。
お花見当日はあいにくのお天気で、桜も散り始めでしたが、その前の週にあった車いすお花見会に体調不良で参加できなかった患者様やご家族と一緒に栗林公園に行きました。
夜勤明けや休みの看護師も自主的に参加し、主治医の先生も付き添ってくれました。
人工呼吸器や吸引器、簡易酸素ボンベを持参しての短い旅でしたが、患者様は久しぶりの外の空気に触れて、とても喜んでいただきました。
翌日のサンキューメッセージボードには、「離床のために頑張ってくれてありがとうございました」という、リハのスタッフに向けた看護師のメッセージカードが貼られていました。
お天気は悪かったけれど、参加した人の心はポカポカになったと思います。