看護大学の学生が、当院の患者様の思いに寄り添うケアを「アクティビティケア」として、これらが看護師側へ及ぼす効果を研究してくれました。
先週看護研究抄録集を届けてくれたので、その内容を紹介したいと思います。
以前3名の看護師がインタビューに協力し、録音したものを逐語録に起こして分析したものです。
看護師側の効果として「看護師のやりがい」「バーンアウト防止」「チーム一丸となる」「患者・看護師の相互作用促進」「新卒への影響」「看護本来の意味を再実感」の6つのテーマがあるとしています。
最後に「アクティビティケアは、患者のニーズやこれまでの生活などの《その人らしさ》を大切にしながら、その人らしい生活や生きがいを援助していく行動であり、看護師が看護本来の意味を再実感できるケアであると考えられた」と結んでいました。
当院の患者様の思いに寄り添った看護ケアの展開は、「どこにも負けていない」という自信がありましたが、学生さんの目から見て、また学術的に研究を重ねてこのような結果がでたことを誇りに思います。
これも日頃のスタッフの頑張りのおかげだと、心から感謝します。
コメント
これは、よい事ですね