患者様から金メダルをいただきました

あったかい看護

B看護師は、A様の入院から退院までの責任を持つプライマリーナースでした。

そのB看護師からの報告です

A様は手術目的にて入院してこられた患者様です。
創部痛や麻酔の合併症で嘔気があり、自由に動くことのできない中でも、愛犬のことを思い出され涙ながらに「〇〇ちゃん(愛犬)も耐えてるから、私も頑張らないとね。」と話してくださいました。
口腔ケアをお勧めすると爽快感が得られたようで、口腔ケアをして良かったと言っていただいたり、看護師のケアに対し「ありがとうね」と何度も伝えてくださいました。

A様は手術から2週間以上経過した今でも、術当日のことを振り返り「ありがとね」と伝えてくださります。
A様へはプライマリー看護師としてその日の担当でなくても声を掛けてコミュニケーションを図り、信頼関係を築くことができたと感じていました。

A様より感謝を伝えたいと、主治医とリハビリスタッフ、看護師へ手作りのメダルを用意してくださり首にかけていただきました。
スタッフに見つからないようメダルを作ってくださっていたようで、残る形で気持ちを伝えていただくことはあまりないですし、お気持ちがとても嬉しかったです。

私は少しでも患者様の普段の環境に近づけられるよう考えたり、ただ声を掛けるのではなく患者さまの個人を尊重した距離やコミュニケーションを図る必要があり、看護師としてだけではなく人としても日々勉強だと感じています。
看護師により患者さまへの関わり方は様々ですが、良い影響を与えられると自身の達成感にも繋がり、看護師の仕事に誇りをもって業務に携わることができると、A様のお陰で改めて感じることができた出来事でした。
(写真は恥ずかしいという看護師の希望でメダルのみとなっています)

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