ホスピス緩和ケア病棟では終末期のがん患者様の苦しみをできる限り和らげ、最期を迎えられるように、医師・看護師・リハビリ・栄養士など様々な職種が一丸となり日々勤めています。
終末期のがん疾患といっても、持病を持っている患者様もおり、高齢の方の中には認知症を患った患者様も多くいらっしゃいます。
認知症になると時間や日付、人の名前を忘れたりと様々な症状が出てきます。
その症状に伴い、患者様は小さな変化に対しても不安を感じることがあります。
その気持ちを軽減できるように、好きだった音楽を流したり、医療者と趣味を共有したり、お茶会を開いて何気ない会話をしたりと患者様一人一人に合わせたレクリエーションを行っています。
レクリエーションを行うと、患者様の顔が自然に笑顔になっていきます。
その素敵な笑顔に医療者一同、和まされています。
どんな患者様でも、笑顔が一番素敵で、その人らしさが出ると思います。
そんな患者様の笑顔を引き出せるよう、日々援助していきたいと思います。