緩和ケア病棟の広報委員さんからの報告です。
12月21日(月)にクリスマス会を行いました。
毎年クリスマス会は、ボランティアさんが飾り付けを行ない、当日はラウンジで演奏を聴きながらお茶会を開催していました。
しかし、今年はコロナウイルス感染症のため人が集まるお茶会や演奏会もできません。
それでも何かクリスマスを感じてもらいたいと考え、今年は看護師が各部屋に飾り付けを行い、看護師手作りのフルーツケーキやさつまいものモンブラン、フルーツポンチを希望された患者さまやご家族の方に自室で食べていただきました。
予想以上に喜んでいただき、普段食欲がない患者様も「食べてみようか」と笑顔になっていました。
その後、主治医がサンタさんとトナカイになりメッセージカードを患者様一人ひとりに手渡し優しく声をかけると、「こんなことまでしてくれるの」「記念に私の携帯で一緒に写真を撮って」と喜ばれていました。
コロナ禍の中、入院中のほんのひとときではありますが穏やかな時間を過ごしていただけてよかったと思います。
これからも患者さまやご家族に寄り添ったケアが出来るように、心のケアも大切にしていきたいと思います。