毎年研修の一環として行われている新卒さんの入院体験。
今年も、骨折患者を措定したギブスの装着、車いすや松葉づえの使用、心電図モニターや持続点滴、抑制、ミキサー食と仰臥位食の試食等様々な体験をしました。
研修者会議での感想交流では、鼻腔からの吸引で「痛くて涙が出て、こんなに苦しいと思わなかった」「手を出してくる患者様の気持ちがよくわかった」
床上排泄では「どうしても出なかった」「漏れそうでこわかった」
その他お風呂に入れない不快感や夜間の騒音、ナースコールを押す時の申し訳ない気持ち等、貴重な体験をたくさんしたと報告してくれました。
職場の先輩にギブスに励ましのメッセージを書いてもらったり、松葉杖歩行の指導をしてくれたリハビリスタッフや同室の患者様にもお世話になりました。
患者様の立場を理解し、今後の看護に役立てたいという思いが伝わってきた体験でした。