患者様の質問の裏にかくれていること

キャリアアップ

先日、今年度2回目になる、新卒看護師の模擬患者さんによる面接練習が行われました。

2名の新卒看護師が、入院後に不安を抱えているという設定のシナリオを演じる模擬患者さんとの面接に挑みました。

実演を10分行い、ビデオでの振り返りの後、職員役の看護師、観察者、模擬患者さんの感想をお聞きし、ファシリテーターからアドバイスを受けました。

新卒さんは4月の模擬面接の時とは違い、傾聴の姿勢でのぞみ、コミュニケーション力を発揮してスムーズに会話ができていました。
また患者様の思いを「そうなんですね」と受け止めて返すことや、自分ではわからないことは「後で確認してお返事しますね」とお返事すること「その他に聞きたいことはないですか」と最後に尋ねる等の配慮もできていました。

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アドバイスとしては、患者様の言葉の裏にあることをくみ取りそれはなぜかを考えること、質問はオープンクエスチョンで行い回答は自由にできるようにすること、専門用語はわかりやすく噛み砕いて伝えることの重要性等が説明されました。

新卒看護師は、「最初のあいさつはマスクをはずしてつけることの許可を得てから会話をはじめたい」「「患者様の信頼を得るために、患者様の立場に立って考えたい」「質問を深めて、質問の奥にある意味を考えられるようになりたい」等の感想を述べ、たくさんのことを学んでいることがわかりました。

模擬患者さんとして活躍していただいている、医療生協の組合員さんに感謝いたします。

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