今週「日本看護サミットかがわ’10」が香川県で開催され、うちの師長さんたちと参加してきました。
全国の看護管理者を中心に2000人の方が集まって、看護労働環境の改善や看護師の役割とチーム医療、在宅医療や保健予防活動など幅広い内容についてのお話がありました。
現在の医療・看護を取り巻くデーターや、諸外国の制度や動き、TOPレベルの今後の動向を知ることができました。
看護師がいきいきと働き続けられる環境づくりはどの病院も課題であり、日常業務に埋没しがちな毎日ですが、多彩な情報にたくさんの刺激を受けました。
看護師業務範囲の拡大については、慎重に考えなければならないと感じました。
このことを考える前に、医師増員のための医学生の養成数や地域医療への配置シフトなど、もっとできることがあるはずです。
本来の看護師の役割とは何か、看護師のやりがいと何よりも患者様の立場から見た安全安心な医療・看護のためにきちんと考え、今後も動向に注目していきたいと思います。