新卒さんのナラティブ事例をもう一つご紹介。
気管切開を余儀なくされた患者様から、「家に帰りたい」という思いをお聞きし、試験外出をしてみることになりました。
不測の事態に備えて万全の準備を整えたと思ったら、予定日は大雪。
しかたなく翌週に延期した外出だったので、患者様もご主人もとても喜んで下さいました。
プライマリーの先輩と担当セラピストと主治医とご主人とで病院を出発。
自宅では若い頃の写真やお元気な頃の話を聞くことができ、長い間患者様とお付き合いしている主治医も、知らないことをいろいろ教えてもらってうれしかったと言っていました。
看護師は、「ビックリするくらい表情が良くなった。あんな表情をみれると思ってなかったから、やっぱり家がいいんやなぁ〜って思いました」
「本当にフットワークの軽い素敵なDr.たちがいる病院で良かった」と感想を述べていました。
新卒さんはこの外出に同行して何を感じたか、思いが言語化される3月のナラティブ発表会が楽しみです。
(写真掲載について、患者様とご主人に許可を得ています)