7月1日で、ホスピス緩和ケア病棟が開設されて1年が経過しました。
「もう1年なんやね~早いねぇ~」とスタッフ。
この1年間は様々な苦労や感動やドラマがあり、スタッフにとっては感慨深い日になったと思います。
お祝いとこの間の苦労をねぎらって、師長室からお花を届けました。
ラウンジの窓辺の七夕飾りには、患者様や6月に行われたつどいに参加した医学生さんのお願いごとが短冊に書かれていました。
緩和ケアスタッフの願いは、患者さまがその人らしく生きられること。
9月には、グリーフケアの一環として遺族会が開催される予定です。
コメント
向日葵さん、希望さん、コメントありがとうございます。
私も、向日葵さんのご友人は幸せな人生だったと思われていたのではないかと思います。
最期まで自分の生き方をご自分で決定され、それを支えてくれた心から信頼できる人がいる。
当院のホスピス緩和ケア病棟の目標である、「その人らしく生きられる」を実践できたご友人とそれを支えられた向日葵さん。
また心が温かくなりました。
yoshiharaさま
久しぶりにyoshiharaさまとお話をさせていただいて、気持ちが楽になりました。
でも、正直に言うと
くやしいです。
これから私は
早期発見早期治療の大切さを自分の体験を通して
伝えていこうと思います。
彼女と巡り逢わせてもらえた、お礼として。
ありがとうございました。
気持ちの整理ができました。
向日葵様
同病のお友達様がとても羨ましいです。
向日葵様にこんなにも大切に想われているんですもの。
また、信頼できるスタッフと巡り合え、御自分で考え、最期まで闘い、精一杯輝いて生きることができて。
“緩和”とはとても難しいことだと私は思います。緩和病棟に入られる患者様、御家族の抱える辛さを少しでも緩和できるようになりたいと思います。
希望さま
ありがとうございます。
患者にとって一番怖い事は、一人ぼっちにされる事です。
誰かがそばにいてくれても、たまらなく孤独になる時があります。
そんな患者さん達を支えるお仕事。
看護師さんというお仕事は、尊いお仕事だと感じています。
どうか、たくさんの方々の心に希望のあかりをともして差し上げてください。
私も、同病の友に寄り添います。
今日は七月七日
七夕さまです。
先日、同病の友が旅立ちました。
彼女の主治医は闘うDrだったので、彼女もまた共に学びながら最期まで
闘っていました。
「先は長くないからね〜」と笑いながら自分のエンディングセレモニーの準備をして、未来を受け入れていました。
彼女にとっては、闘う事が病に対するいろんな思いを緩和してくれていたんじゃないかと思います。
まだ治療してもらえる…という希望。
もしかしたら、その厳しい治療が時間を縮めたのかもしれないけれど
信頼できる医療者の方々と巡り逢えた彼女は
幸せだったと思います。
星に願いを…
すべての病める方々に
微笑みと希望を与えて下さい。