先週、夏の看護学生さんのインターンシップが行われました。
今回は、いつもの基礎看護技術に加えて、はじめて緩和ケア病棟の看護体験が行われました。
患者様とお話をしたり、カンファレンスに参加してもらったり、認定看護師さんに痛みや告知についての学習会をしてもらいました。
緩和ケア病棟で体験した学生さんは、「その人らしく生きるということに視点をおいて、最期までその人の尊厳を持って生活できる空間を作っていると感じた」
「看護が業務的になっておらず、ひとりひとりの関わりを大切にしているのだと感じ、あたたかい気持ちになれた」
「受け持ち患者ではないのに、チーム全員が自分の問題のように取り組む姿勢を見て感動した」
「緩和は自分が進みたい分野で、難しいけどこの分野で頑張りたいと強く思える体験となった」
という感想を述べていました。
一般病棟で体験した学生さんも、「3日間を通して視点が広がったし、多面的に物事を捉えるようになれ、自信がもてた」
「ひさしぶりに患者さんとゆっくりコミュニケーションをとることができ、楽しかったし元気をもらうことができた」と言ってくれました。
貴重な夏休みでも、実習やバイトや課題で忙しい学生さん。
看護体験や患者様と触れ合うことで少しでも癒されたのなら、受け入れる私たちも大満足です。
9月も6日から8日の3日間、大学生さん向けのインターンシップがあります。
またステキな出会いがありますように。