手術室では以前からラジオや音楽をBGMに流しています。
もちろん患者様の緊張緩和が第1の目的で、お気に入りのCDがあれば持ち込みをしてもらっています。
音楽をかけることで、執刀医だけでなく他のスタッフの緊張もほぐれるといった効果があります。
手術室は非常に特殊な環境で、場合によっては神経が張り詰める瞬間もあります。
そんな場だからこそ空気を必要以上に張り詰めないようにするためBGMは必要だと感じています。
先生がオーケストラのCDを持ってきて下さいますが、クラッシックはフォルテシモからピアニシモまで音量の振り幅が大きく、いきなりジャジャジャジャ~ン♪と『運命』がかかるとみんなドキドキして顔を見合わせてしまいます。
日本の歌もつい歌詞に聞き入ってしまうのでちょっと不向きかなと思い、最近ではもっぱらK-POPを小さい音量で流しています。
緊張感を保ちながら医師もスタッフもリラックスして良い手術を提供したいと思っています。