コロナ前はボランティアの方々が、節分、ひな祭り、端午の節句、七夕等、四季折々にその季節のお菓子を選んでお茶会(ボランティアカフェ)を開催していただいていました。
月に1~2回ボランティアの方々がハーモニカの演奏に来てくださって、その演奏に合わせて、ラウンジに出て来られる患者様と共に合唱をしたり、ピアノの演奏に耳を傾けたり、時にはラウンジに出られない患者様の部屋へ行き演奏をしたりと、あまり変化のない入院生活に楽しみをと頑張ってくださっていました。
また、8月には、看護学生さん主催の夏祭りを催していました。
かき氷・綿あめ・たこ焼き・から揚げなどを作り、患者様のご家族も含めて、花火大会の映像をスクリーンに映して少しでも夏祭りの雰囲気を楽しんでいただいていました。
現在は患者様と対面していただけないので、8月は手作りの風鈴を、9月は干し柿を高校生や看護学生さんが作って持ってきてくれました。
(写真は緩和ケア病棟のラウンジで窓際に飾られた干し柿です。自然の風に涼しげに揺られています)
他にも少しでも季節感を味わってもらおうと、病室の入り口のところにその季節に合った飾りを付けさせていただいています。その季節の花(造花ですが)1月は松,2月は梅、3月は桃の花、4月桜に、6月は紫陽花5月には病室の入り口で小さな鯉のぼりが泳いでいました。7月8月は風鈴を吊り、涼やかな音色を楽しんでいます
季節が進み9月10月には、いが栗や柿などの秋の実に。そして11月12月にはハロウィンやクリスマスにちなんだものに変わっていきます。
また、ラウンジには季節の花々を欠かさないように飾っています
今後も患者様に、入院中でも少しでも季節を感じていただけるよう考えていきたいと思っています。四季折々の楽しさや美しさを届けられるように。