当院はHPH加盟病院です。
先日、HPHの取り組みを紹介する発表会があり、14職場がエントリーしました。
職員の健康増進の取り組みとしては、ラジオ体操を1日1回行っている職場が3職場、脳トレをしている職場、階段を使用することを推奨している職場があり、アンケート調査で効果の検証を行っている職場もありました。
また禁煙外来の紹介や、健診を身近に感じてもらうための健康づくり課の業務改善の取り組み、リハ科の地域での介護予防教室、整形外来の筋トレを自ら実践して指導に活かす取り組みが発表されました。
病棟からは、口から食べる幸せを感じてもらうための食べ物パーティーの様子や、脳トレやレクレーションの中で身体を動かす病棟班会の様子が紹介されました。
診療情報室・事務長室からは、職業歴を見て患者の疾患の背景を捉えようという呼びかけがありました。
厳正な審査の結果、優秀賞は検査を受けた方へのフォローメールで定期的な検査の勧めが受診率向上につながっている内視鏡室にHPH委員長の佐藤先生から贈られました。
そして最優秀賞は、緩和ケア病棟の「よりよいエンド・オブ・ライフケアのために」が輝きました。
元気な時から自分の終末期の過ごし方を家族と考えておく「アドバンス・ケア・プラインニング」を、組合員さんやお寺で講義している経験が紹介され、地域を巻き込んだ取り組みが評価されました。
当院のHPHの取り組みは、まだまだこれからです。
国際カンファレンスでの発表をめざし、これからも地域の方々や患者様、職員の健康増進のために取り組みを続けていきたいと思います。
