入院患者様のAさんの外出に、主治医の原田先生と新卒看護師さんが付き添いました。
Aさんは、古くから高松平和病院や香川医療生協の発展のために尽力された組合員さんです。
また娘さんは当院で定年まで勤め上げた看護師さんで、たくさんのことを教えていただいた大先輩です。
Aさんの病状は思わしくありませんでしたが、家に帰りたいというAさんの思いとご家族の不安な気持を受けて、今回の外出支援に至りました。
Aさんはご自宅に帰ると病院では見せない満面の笑みで、付き添いに対する感謝を述べられ、ご家族で昔話を楽しそうに話しておられました。
以前新聞に取り上げられたAさんと娘さんの記事の説明も受けて、「いのちの平等」のために我が身を粉にして生きてきたAさんと、その父を尊敬され自分も同じように人のために現在もなお介護の道で活躍されている娘さんの生きてきた歴史に触れて、原田先生も新卒さんも言葉では言い尽くせないたくさんのことを感じて学ばれたようです。
お疲れ様でした。
(写真の掲載は、ご家族の許可を得ています)