看護学生のつどい中四国DANS in 島根が開催されました。
香川からは、学生さん13名と職員3名が参加しました。
開催地の松江は、全国で唯一県庁所在地に原発があります。
今回のテーマは「心配して下さい!原発再稼働始まってますよ!?~見直そう原発とみんなの命」ということで、原発について学びました。
1日目のFWでは、実際の島根原発を見学し、その安全性について考えました。
その後「未曾有の体験 原発事故から5年を経て~フクシマからふくしまへ~」と題し、福島医療生協の治田看護部長のお話しを聞きました。
地震発生の20分後に対策本部を立ち上げ、病院で患者の受け入れを続けたこと、職員総出で避難所を訪問したことなどが語られ、災害時の看護について考えさせられました。
事故後は見えない放射能とのたたかいの中で、現在も帰りたくても帰れない人がたくさんおられる福島。
原発事故は、住み慣れた地域を奪い、健康被害を及ぼし、心に深い傷を残すなど、甚大な被害をもたらすことを学びました。
夜の交流会では、恒例の白衣のファッションショーやゲームで盛り上がりました。
香川の「パーフェクトヒューマン」は、女装したナースマンの卵さんが頑張りました。
2日目の学習発表会では、香川からは大島青松園を見学してハンセン病元患者様から聞き取り調査をしたライフレビューを発表しました。
グループワークでは他県の学生さんと仲良くなり、学んだことや感想などが活発に意見交換されました。
ほとんどのメンバーが実行委員会から参加した学生さんたちからは、「自分なりの意見を言えたり人の意見を聞けて、大きく成長できた」「去年よりも楽しめて、学びも多かった」「初DANSで緊張したけど、終わってみると楽しかった」「学びも遊びも兼ね備えたDANSに来年も参加したい」という感想が聞けて、みんなが楽しんだ様子を伝わってきました。
来年のDANSin高知も楽しみましょう!