地域医療セミナーが開催されました

病院のできごと

先週末、当院主催の地域医療セミナーが開催されました。

県下の基幹病院や開業医の先生、訪看の看護師さん、介護事業所のケアマネさん、調剤薬局の薬剤師さん等、34事業所から68名の方にご参加いただき、当院のスタッフも含め108名の参加者になりました。

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最初のご講演は、高松医師会で在宅・病診連携部長をされている久米川病院院長の吉澤潔先生に、「高松市における在宅医療介護連携の現状と展望」という演題でお話をしていただきました。

厚労省の在宅医療推進室がすすめる在宅医療・介護連携推進事業の内容と、高松市が行っている地域包括ケアの取り組みの中で、医療介護情報便利帳(仮)の作成事業や在宅医療コーディネーターの養成事業についてご紹介していただきました。

二つ目のご講演は、高知生協病院在宅療養センターセンター長の原田健先生に「“じきいくネット”~在宅医療を支えるねっとワーク~」のお話をしていただきました。

9つの医療機関が在宅連携グループをつくり、月に1回の定例カンファレンスやインターネットを駆使した意見交換、週末の当番制、訪問診療受け入れ相談、症例相談等がされていて、1年間で診療患者数は759名、在宅での看取りは99件で医療機関での死亡数の倍近くになっているとのことでした。
高知の特徴や名産等も織り交ぜながら、楽しいご講演でした。

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参加者の方からは「在宅医療介護連携について理解を深めることができた」「ぜひ今後もセミナーに参加したい」というご感想をいただきました。

今後も地域医療における連携を強化していけるよう、努力していきたいと思います。

実行委員のみなさん、お疲れ様でした。

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