みんなでバースディのお祝い

あったかい看護

4病棟で、95歳を迎えられた患者様の誕生日のお祝いがされました。

病状から経口摂取がまだできない患者様なので、箱で作ったバースディケーキとともに主治医、担当セラピスト、看護師で訪室し、お誕生日のお祝いに来たことをびっくりされている娘さんに伝えました。

ハッピーバースディの歌を歌おうとした時、娘さんがスマホを取り出され、「さっき帰った遠方の妹に送ってやりたい」と動画撮影をされました。

歌っている間、閉眼していた患者様の目が開いてキョロキョロとされ、「わかるん?おかあさん。95歳のお祝いしにきてくれたんよ」と娘さんが声掛けされました。

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その後記念撮影をした写真を額に入れてプレゼントをするために訪室すると、娘さんから「さっき妹に送ったら泣いて喜んでくれたんです。意識があるかわからないのに、こんなことまでして下さって。たくさんの看護師さんや忙しい先生まで来ていただいて本当に感激しました。」と涙ぐんで喜んで下さいました。

画像を患者様やご家族の識別ができないようにしてブログに掲載しても良いかお尋ねすると、「どうぞそのまま使ってやってください。顔が出ても大丈夫です。孫にも教えてやります」とご許可を頂いた上に、動画まで提供してくださいました。

動画は許可を得て、高松平和病院Face bookに掲載しています。
患者様が歌に反応し開眼した時の、スタッフの歓声をぜひお聞き下さい。

ご家族のお母さまへの愛情と、病棟スタッフのあったかい想いに触れる機会を得て、また感動のおすそ分けをしていただきました(管理人)。

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