3病棟は、昨年からスタッフもちまわりで仕事はじめに1分間スピーチをしています。
これまでは、業務中や近況で感じたことを紹介していましたが、先月から患者さまを通して学んだ「わたしのナラティブ」を発表しています。
先日朝一番で病棟に立ち寄ると、卒後3年目の看護師がナラティブをちょうど発表していました。
彼女のナラティブは、入院間もない患者様が夜勤の巡視時に起きておられて「眠れないですか?」と声をかけてお話をきいたこと、元気になられた頃に「あの時はありがとう。お世話になりました」と言っていただいて、改めて「自分は患者様に向き合えているだろうか」と学生の頃の想いに触れて自問したという内容でした。
普段の業務の中では見えてこない、彼女の考えや患者様からの学び、あたらしい発見があって新鮮な気持ちになれました。
その日は、気分よく仕事をスタートすることができました。
スタッフひとりひとりが想いを言語化し、共有する重要性を再認識することができました。