年末のことですが、在宅患者様のお宅に学生さんと一緒にちらし寿司を届けました。
午前中に組合員さんのご指導でおいしいちらし寿司を学生さんが作り、メッセージを書いた干支の飾りと一緒におひとり暮らしや高齢者世帯を中心に在宅にお届けしました。
ヘルパーさんや訪問看護師さんから聞いていただいていた患者様は、とても喜んで下さいました。
同時に、今生活している中で困っていることや医療者に求めることのお話を伺い、学生さんにエールを送っていただきました。
学生さんは、「夫婦で老々介護をしていたり、足腰が弱いにも関わらず段差がたくさんあるおうちに住んでいたりと、実際に訪問してみないとわからないことを見ることができて、新たな視点を持って考えることができた」
「患者様の実際の声が聞けて今後看護を行うにあたって生かせると思った。改めて看護師になりたいという気持ちが強くなった」等の感想を述べていました。
住み慣れた地域で、安心して生活できる環境を整えるためにはどうすればよいか、みんなで考えるきっかけになりました。