広島土砂災害ボランティア

病院のできごと

広島土砂災害から1か月、この土日と祝日も香川から第10・11・12次ボランティア隊が参加しました。

早朝に車で出発して、AMは地域で困っていること等の聞き取り調査、PMは泥出し作業をして夜21時頃帰高するというハードスケジュールです。

20日の土曜日は、保健師さん1名、事務4名、医学生1名、看護学生2名が参加しました。

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以下は看護学生さんの感想です。

被害が大きかった山の方の家はもちろん、被害が小さかった家にも色んな精神的ダメージや気遣いでかなり今の生活にも疲れてきている感じが見えた気がします。
訪問で家々をまわったているときにも現地の方の挨拶やお礼の一言一言で、なぜか勇気を貰えました。支援する側なのに、東北の時と同じく、被災者側から元気をもらいました。
一軒の家を片付けるのに100人近くのボランティアの方たちが携わって瓦礫や土嚢袋を運びました。一人一人は本当に無力ですが、多くの人の協力で一歩一歩前に向かってるってことも認識出来たし、全国各地から集まるボランティア団体、地元広島の方たちと偶然同じ場所を担当しただけなのに、その一軒に皆が一生懸命できた…団体は違っても、目的は皆同じで、現地はなんとも言えない一体感がありました。復興に向かっていく中でも、色んな問題がどんどんでてきて、そのひつひとつを、自分の目と耳で確かめて、被災者の要望現状を、知るという意味ではすごく意味のある一日だったと思います。それをまた国や行政に報告する貴重な情報を入手できたんじゃないかと思います。」

「テレビで災害の酷さは知っていたけれど、自分の目で見るのとはやっぱり違いました。正直、声も出なかったです。まだまだ、土砂の片付けは終わっていません。ボランティアはまだ必要です。もし、また機会があれば是非参加したいです。広島の現地の人がたくさんお礼を言ってくれましたが、こちらこそ温かい言葉をありがとうです。」

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学生さんにとっても貴重な経験になったようです。

写真は広島民医連のFBからいただきました。

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全国の民医連の院所からの支援は毎回100名前後集まり、参加した職員も団結の力を感じて元気をもらっています。

これからもできる支援を続けていきます。

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