先週、中国四国地方の民医連に加盟する病院の学生さんを担当する人たちが集まって、交流会が香川で開かれました。
当日は台風の迫る中、開催が危ぶまれましたがなんとか開催することができました。
今回のテーマは「私たちの看護の魅力を看護学生に伝えよう!」でした。
徳島健生病院の松浦看護部長さんをお招きして、ナラティブ(臨床現場での出来事や場面を物語り風に記述したもの)についての基本から徳島の実践、私たちが大切にしてきたものを確認する内容をご講演していただきました。
その後、参加者全員が事前課題としてまとめてきた「わたしのナラテティブ」をグループの中で発表してもらいました。
発表の後に質問や感想を述べ合う中で、文章には書かれていないその人の想いがどんどん出てきて内容が深まり、ナラティブを発表して共有することの重要性を実感しました。
感想文の中には「文章にすることで日常の看護を振り返ることができ、自分が大切にしていることが確認できた」
「日頃自分たちがしている看護が、患者様の思いに寄り添ったものであることを確信し、達成感をもてた」
「改めて看護師という仕事が好きになった」等が書かれていました。
グループ代表のベストナラティブが選出されて全体会で発表していただき、涙もろい私の涙腺を緩ませる素晴らしい内容ばかりでした。
閉会式には、発表した10名にそれぞれ表彰状とメダルが贈られました。
夜の交流会では、各県の楽しい出し物の後でDANS恒例の人間の輪が行われ、一体感を味わいました。
これから看護学生さんたちに関わる中で、私たちが大切にしてきているものを積極的に語って伝えていこうと、みんなで心に刻むことができた2日間でした。
参加された方、お疲れ様でした。