2回目の緩和ケア市民公開講座を開催

病院のできごと

先週末、「病院で死ぬということ」の著者で有名なケアタウン小平クリニックの山崎章郎先生を講師にお招きして、「患者・家族が求める緩和ケア」をテーマに市民公開講座を開催しました。

医療従事者や介護職、一般の方など200名を超える参加がありました。

講演会では、緩和ケアとはどのようなものか、がん患者様が抱える様々な症状(トータルペイン)について、それを解決するためにはどのようなケアが必要かなど、事例を交えながらわかりやすくお話していただきました。

またケアタウン小平についてもご紹介していただきました。

ケアタウン小平は、在宅療養支援クリニックと訪問看護ステーション、居宅介護支援、ヘルパーステーション、デイサービス、賃貸ワンルームが同じ建物内にあり、運営主体の違うNPO法人の事業所が1か所に集約した、末期がんを含む在宅ケアを行うチームです。

「人間らしく生きること」を支え、在宅での看取り率は70%を超えています。

http://www.akatsuki-kinen.net/

香川でも、どのようにすれば在宅を含めた緩和ネットワークができるか、がん患者様が安心してケアを受けられる環境にできるか等を、今後も地域の人たちと検討していきたいと思います。

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