緩和ケア病棟での患者の権利の保障 その2

緩和ケア

ホスピス緩和ケア病棟では毎日カンファレンスが開かれていますが、「看護計画共有記録シート」というものを活用しています。

シートの上段には患者様やご家族の目標、現在の心配ごとが記載できるようになっており、どのようなカンファレンスもそれが大きなテーマになっています。

シートを活用することで、看護師は常に患者様、ご家族が今何を望んでいるのかを知ろうとする行動が生まれてきます。

写真は、栗林公園を眺めながら昼食を摂っておられる患者様の様子です。

看護師は、少しでも穏やかな空間でお食事が食べられるよう、思いで話を聞きながら食事介助させていただいています。

これも自分らしく療養する「自己決定権」や「受療権」の保障につながっています。

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