3年ぶりの自宅への外出

あったかい看護

先日お知らせしていた、患者様の外出が行われました。

「家に帰りたい」という患者様の言葉を聞いた受け持ち看護師が、ご家族と相談して実現しました。

当日お天気にも恵まれ、病院の看護師2名と主治医、入所されていた施設のスタッフもおふたり同行されました。 


実に3年ぶりのおうち。

ご仏壇を拝み、ご主人がいただいたたくさんの表彰状や思い出のアルバムを見せていただき、お話が盛り上がったそうです。 

帰りはお天気がとてもよかったので、慣れ親しんだ道をみんなで車いすを押して病院まで帰ってきました。

「本当によかったわぁ」としみじみ話される患者様。

あっと言う間の時間でしたが、この言葉を聞いたスタッフはみんな心が温かくなりました。

ご家族も患者様の望みをかなえることができて、喜んでいただきました。


今度は、心まで癒してくれるタクティールケアの導入です。

5病棟のこの患者様へのケアは、まだまだ続きます。

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