先週の週末に、中国四国地方の民医連に所属する院所の総師長研修会が、香川で開催されました。
三井記念病院の石井師長さんを講師にお招きし、「ポートフォリオとフィッシュ!の活用により、自ら考え行動できるリーダー育成」というテーマで講演していただきました。
三井記念病院は、4年前からポートフォリオの作成に取り組んでおられ、目標管理を進める上での仕掛けとして利用されています。
ポートフォリオの発表会でひとりひとりの頑張りをきちんとポジティブフィードバックし、自分で目標に向かって自己学習できるシステムづくりが完成していました。
師長さんが作成された実際のポートフォリオを見せていただき、フィッシュ!理論を取り入れたアイデアと発想力、行動力が伺えるその出来栄えに「すごいねぇー。すごいねぇー。」と、ただただ感心するばかり。
4年目の看護師さんにも来ていただき、そのしっかりした姿に、ポートフォリオが自己成長を促すツールとして有効であることを証明してくれました。
参加者全員が感動して、「まず自分のから作成したい」と感想を述べていました。
その後、働き続けられるための条件づくりとしての子育て支援や、看護の質保障のための看護政策、後継者育成、民医連看護の継承のために、メンタル支援、看護委員会の役割、フィッシュ!やポートフォリオの活用状況など幅広い内容がグループ討議されました。
夜は元気に交流会です。
おいしい料理に満足しながら、全員のストレス発散法を発表したり、ゲームをしたり。
写真は徳島の師長さんたちが、キャンディーズを結成し踊って下さいました。
最後は、密着して後ろの人の膝に座るという人間の輪で締めくくりました。
中国四国地方の院所の集まりが色々ありますが、いつも他院の経験を聞いたり悩みの共有をして、元気をもらいます。
「管理者が元気でないと看護部は元気にならない !」を合言葉に、今回の研修で学んだことをエネルギーにして、また頑張ります!