2回に分けて実施される新入職員後期研修の1回目が開催され、26名の多職種の方が参加されました。
入職して半年が経過し、その間に自分が成長したと思われることや、感動したことをグループ別に交流しました。
その後被爆体験をした方に来ていただき、貴重な体験談をお話ししていただきました。
「実際のお話をお聞きし、原爆は想像していたよりもっと恐ろしく、終戦後もなお被爆者の方を苦しめている現状を知ることができた」
「医療者である私たちが、次の世代に戦争の悲惨さ平和の大切さを語り継がなければならない」等の感想が出されました。
また「事例をとおして民医連の医療感、患者感、患者の権利章典を学ぶ」と題して、これまで取り組んできた事例が紹介されました。
「患者の思いに寄り添う援助ができている」「きちんと向き合った一歩踏み込んだ看護の実践だと思った」等の感想が延べられ、患者の権利をどう保障していくか、多職種と連携する重要性などが話合われました。
最後に「半年ぶりに交流できてよかった。リフレッシュできた。」
「同じ悩みを共有できてまた頑張ろうと思えた」
「人の意見を聞き、刺激になった。グループワークが楽しかった」
等の感想が述べられ、教育学習委員会の一員として研修の成功を確信できました。
また「患者の笑顔のためには、サポートをおしまないスタッフに恵まれている病院だと自信を持って言える」という感想に、胸がキュンとなりました。
まだまだ悩みが多い新人さんたち。
みんな切磋琢磨しながら大きくなって、1年後には立派な先輩になっていることでしょう。