ホスピス緩和ケア病棟開設準備室の合宿が開催されました。

病院のできごと

来年7月OPENを予定しているホスピス緩和病棟の開設に向けて、準備室が合宿を行いました。

昨年4月の準備室設立からの参加した研修や広報活動内容を振り返り、病棟改修の平面図を紹介して、改修工事、業務プロセス、人事、財源の4つの視点から、今後の課題解決の時期と役割について検討しました。

市民講座のアンケート結果を改めて見て、高松市でのホスピス緩和ケア病棟が必要とされていることを再認識し、これからの研修の課題も明確になりました。

夕食の後、なぜ緩和ケアを目指したのか夜を徹して語り合いました。

担当医師である吉川先生は、「僕が医者になった頃は、緩和ケアという考え方がなかったので、難しいと思われた症例も手術をして、結果つらい思いをさせた人もいる。その人たちから色々教わったことへの御恩返しのつもりで、緩和ケアの道に進もうと思った」と話してくれました。

その後、10月から緩和ケアの研修に出られる吉川先生に、みんなの激励のメッセージとプレゼントが送られました。

現在、改築工事に向けて、ホスピス緩和ケア病棟設立の協力員の募集が始まりました。

みなさんの期待に添えるよう、

ホスピス緩和ケア病棟のスローガンである「そのひとらしく生きていけるように」支援できるよう、準備していきたいと思います。

                  ホスピス緩和ケア病棟準備室 師長 橋本志衣

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