愛犬に会いに外出

あったかい看護

回復期リハビリテーション病棟では、患者様の意欲の向上のために様々な取り組みをしています。

リハビリは、頑張れば順調に回復する人ばかりではありません。

患者様のつらい気持ちに寄り添いながら、その中で打開策のヒントを見出して行きます。

今回は「情けない」と元気がなかった患者様との会話の中で、愛犬の「チビに会いたい」という一言を聞いた看護師が、ご家族に協力を得て愛犬を病院駐車場に連れてきてもらうことになりました。

当日まで、「チビと会った時に、大きな声で呼べるように発生練習しよう」

「チビを抱けるように練習しよう」と励ましました。

チビとの再会を果たした患者様の「もう一回会いたい」という希望にそって、今度は会いに外出することになりました。

外出当日は看護師と介護士が付き添い、前回は緊張していたチビも、今度は思いっきりしっぽを振って喜んでくれました。

3病棟のスローガンは「あなたと喜びを分かち合いたい」です。

患者様の笑顔が、スタッフのエネルギーを満タンにしてくれています。


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