今月のプリセプティ会議は、いつもの研修状況の交流と病態学習を1日時間をかけて行いました。
事前に学習したい病名を決めて患者様の情報をカルテから収集し、本を持参してもらいました。
病名から関連する臓器の解剖生理、疾患の定義、分類、発生機序、原因、関連因子、症状、検査の目的と結果の解釈、治療の内容、目的を、各病棟から1名参加してくれた指導者さんとともにネットや本から調べてレポートし、関連図にしていきました。
勉強していくうちに、「どうしてこうなるんだろう」とどんどん疑問が湧いてきているようでした。
感想でも「その人の背景も合わせてなぜ病気になったのだろうと考えることが大切であることを学んだ」
「なぜこういうことが起こるのか、今日調べてみて初めて学ぶことができた」
「こんなふうに勉強を進めて行けばよいのだということがわかった」等が述べられていました。
勉強の後は翌週に誕生日を迎える予定の新卒さんのために、歌とケーキでお祝いしました。
その後研修状況と病棟の雰囲気について以下のように報告してくれました。
「指導者さんから記録が上手になったとほめてもらえた」
「OKカードをたくさんもらい、指導者以外の方がくれてうれしかった}
「OKカードをもらってモチベーションが上がった」
「留置針が1回で入ることが増えた」
「患者さんがみんな優しい」
「忙しそうだが、医師も含めて常に勉強をする雰囲気がある」
現在指導者さんとともに、STEP1の軽症患者様だけ受け持っている新卒さんと、STEP2の要介護の方を1-2名持ち始めた新卒さんがいます。
まだまだ覚えることが山積みでしんどい時期だと思いますが、みんなが応援しています。
頑張って!