18日に開催された香川県看護学会に行ってきました。
当法人からは、高松平和病院から1演題口演発表し、高松協同病院から1演題示説発表がありました。
当院の緩和ケア病棟の発表「終末期患者のセルフケア能力と自立性の維持ーオレム看護論を用いての振り返りー」を聞いた顔見知りの大学生さんから、「とてもよかったです。おもしろい研究だと思いました」とほめていただきました。
他院の発表も興味深いものが多かったですが、当院が得意とする1事例を深める研究が増えてきている印象を持ちました。
特別講演では、「臨床実践から新しい知の創造」というテーマで徳島大学院川西千恵美教授のお話を伺い、先行研究や文献を批判的に読むことや、日々の看護実践の中からの疑問を研究に結び付ける大切さを知ることができました。
研究を行うことは大変な労力を必要としますが、EBMにそった研究や看護実践を振り返って自分たちの看護援助の理論的意義を明確にすることは、とても重要です。
今後も患者様を通して学ばせていただいたことを、地域に発信していきたいと思います。