今月のボランティアコスモスは、高校生5名が参加してくれました。そして、ホスピス緩和ケア病棟で懐かしのおやつ作りをしました。
メニューは、‘はしまき’と‘おやき’のふたつ。‘はしまき’は、水で溶いたお好み焼き粉に紅ショウガを入れて焼き、ソースを塗り、青のりと鰹節をふり、割箸でクルクル巻いたものです。文化祭で食べたことがあるという高校生もいました。
‘おやき’は、2歳の娘が保育園のクッキングで作っていたもので、上新粉・白玉粉・水・砂糖を混ぜたものを平たくして焼くという超シンプルなものです。今回はあんこをのせてみました。地域によっては、‘ほっぽろ焼き’と呼ばれているそうです。そんな懐かしいお話を患者さんと楽しみながら…と思って企画した今回のクッキング。
いっしょにエプロンをつけて、できあがる様子を暖かく見守って下さった患者様からは「上手にできとる。おいしい」と何度もほめて頂きました。聞くと「食べるのは一週間ぶり」とおっしゃっていました。患者様から「おいいしい」と言っていただき、病室に運んだスタッフからも「おいしいっていってたよ」という言葉をいただき、参加者も「初めてで会話ができなかったけど、笑顔がみられて良かった」「患者さんに喜んで頂けたし、参加者が少なかった分、いつも以上に患者さんとお話しできた気がします」「またクッキングに参加したい」と好評でした。
初クッキングで緊張しましたが、これからもちょくちょくクッキングに挑戦したいと思います。