避難所でのフットケア

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東日本大震災から2カ月。全国の民医連からの支援はまだまだ続いています。

5月11日現在で支援にかけつけた仲間は、医師は395人、看護師714人を含む延べ2515人。

義援金は2億4600万円を超えました。

写真は、ゴールデンウィークを利用して当院の研修医とともに支援に行った医学生さんです。

最近では、避難所で色々な職種が実施しているフットケアが大人気だそうです。

 夜に足浴をする事で心地よく眠りにつくことができるそうで、長蛇の列で足浴を待つ場面もあったようです。

ある医師は処方箋に『足浴2回 朝・夕』と書いたという報告がありました。

当院から行った看護師も、「足浴中は、支援者は貴重な現場の生の声を聞き、被災者は状況を他人に伝えることで、何が不安で何が原因かを再確認でき、よい交流場所になったと思う」と報告していました。

この看護師が次の支援者へのために書いた申し送り書には、持参する必要物品の中に「頑張ろうの気持ち」と記載していました。

被災地の方を思うこの気持がひとつになって、一刻も早く安らげる環境になるよう、できることをこれからもしていきます。


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