大島青松園に看護学生さん6名とハンセン病の歴史について学ぶために行ってきました
入所者様(元患者様)の講話をお聞きし、職員によるハンセン病の病態や差別を受けてきた歴史について学ぶ紙芝居を見せていただきました
その後、義肢装具士さんに元患者様のために作成した装具をご紹介いただき、患者体験のできる器具を使って不自由さを体験しました
その後社会交流会館の見学や園内の案内をしていただきました
学生さんからは、「元患者様の実体験の話を聞いたり、事前に本を読んで思ったことはとても、理不尽で残酷な出来事があったのだと思いました。戦後になっても偏見などで故郷に帰ることができなかったり、同じ女性として子供を産み育てることが許されなかったり、今の時代からは考えられない歴史があるのだと感じました。同じ、日本で時代が違うとここまで違うことを知ることができました。忘れてはいけない事だと感じました。」
「当時の悲惨な現状、国の政策の酷さ、人権侵害の歴史を語りつく重要性、病気を正しく知り、正しく怖がることの大切さを学んびました」等の感想を聞くことができました。
現在の入所者様は、合併症に苦しみながらも様々な工夫をされた施設や職員に守られながら「今」を生きておられる姿がとても印象的でした。
大島青松園のスタッフの皆様には、フェリーが見えなくなるまでお見送りをしていただき、おもてなしの精神も学ばせていただきました。
本当にありがとうございました。