夜勤で震度5強の南海トラフ地震が発生したことを想定した防災対策訓練が、職員50名の参加で行われました。
全員でシナリオを確認した後各部署に待機し、地震発生のアナウンスと同時に自身の身の安全を確保しました。
その後患者様の安全確認を行い、ケガをした患者様や不安を訴える患者様に優しく声掛けし、安全な場所に誘導しました。
同時に施設設備の損壊がないか確認し、当直事務に報告されました。
出勤してきた管理者により対策本部が設置され、参集した職員名がホワイトボードに記載されていき、本部の指示で動きます。
病棟看護師は出勤してきた師長に報告し、師長は参集職員の役割分担を決めて負傷者の手当や備蓄水の運搬等を行っていきました。
本部と現場とのスムーズな情報伝達を行うためにメッセンジャーが指名され、トランシーバーで更新しながら本部に各部署から集まった情報がチェックリストに記載されていきました。
今回は震災後1時間までの訓練でしたが、多くのことを瞬時に判断しなければならないことを実感し、各現場のBCP計画をしっかり立ててシミュレーションしておく必要性を再認識できました。
防災委員会の皆さま、お疲れ様でした。