新卒看護師さんは、患者様の立場に少しでも立つことができるよう入院体験を毎年実施しています。
いつもは技術研修中の5月に実施していたのですが、今年は夜勤研修が始まった9-10月に実施しました。
例年通り、持続点滴やオムツ排泄、酸素吸入、吸引、ミキサー食や仰臥位食の試食、抑制、ギブス固定、経鼻カニューレ等様々なことを体験しました。
研修者会議では、オムツ排泄の難しさやギブス固定の不自由さ、4人部屋でのストレス、夜間の物音、普通食以外の食べづらさ、忙しそうな看護師への気遣い等、生活の場として患者様が普段感じていることへの気づきがたくさん報告されました。
当日は、新卒さんが留置針を互いに入れ合いっこしている傍らで、先輩たちがなんやかんやと言いながら見守っている風景がありました。
忙しい業務の中でも、今回の貴重な体験が今後の看護に活かされるよう、心に刻んでおいてほしいと思います。