先日の地方紙に、表題の記事が掲載されていました。
民医連に加盟している137の調剤薬局が、がんや糖尿病、リウマチの患者様978名に調査したアンケート結果が紹介されていました。
半数以上の方が、医療費や薬代を捻出するために生活費の切り詰めや貯蓄の取り崩しなどを迫られている実態があるようです。
自己負担3割の方が、薬局窓口で支払う額の平均は9972円。
2週間に1度だとしたら、年金で生活してる方には大変な額です。
詳細は↓を見て下さい。
http://www.min-iren.gr.jp/inochi-jinken/kokuho/data/2011/110908_02.pdf
そんな中、高知市は医療費の支払いが困難な低所得者を対象にした「無料低額診療事業」の利用者に対し、院外処方費用の全額を4月から助成しています。
潮江診療所が実施している無料低額診療制度が認められた結果と言えます。
http://www.min-iren.gr.jp/syuppan/shinbun/2011/1499/1499-04.html
当院も昨年10月から無料低額診療事業を実施していますが、これからも「いつでも誰でもどこでも」必要な医療が受けられるようみんなで考えていきたいと思います。